ルレット カッター

ルレット カッター

 その瞼の裏には、私の『夢』が見える

 いつか全ての戦いを終えた私とカナミが、連合国の街を歩いている

二人で恋人同士のように手を繋いで、笑い合って幸せそうに『冒険』の続きを紡いでいる

 そんな未来を信じて、自分の意識という本を手離し――落とした

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「カナミを愛してる(・・・・・・・・)――」 それがラスティアラ・フーズヤーズの最後の頁となった

 生まれたときから決まっていた終わり

 その一文を抱いて、私は死ぬ――◆◆◆◆◆ それを、ずっと僕は見守っていた

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「あ、あぁ……」 その戦いを、その敗北を、その死を、とても遠く、届かないところから視ていた

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 けれど、誰よりも間近で、感じていた

そして、答えてしまった

決して言ってはいけないと、わかっていたのに―― 僕は「ラスティアラを(・・・・・・・)愛してる(・・・・)」と口にしてしまった

 その律儀な返答が、ラスティアラの最後の頁となった

〝――愛してる

 その一文を抱いて、私は死ぬ

 ここで永遠に、ラスティアラ・フーズヤーズは『夢』を見続ける――〟 それがラスティアラの『夢』だったと、僕は『過去視』で視た

 僕と出会った瞬間から――いや、ずっとずっと前、子供の頃どころか生まれた瞬間から、ラスティアラは『夢』を見ていた

それがあれば幸せで、それがないと不安で、それだけが人生だったと、ラスティアラ自身が言っていた

 ――だから、もう口にするしかなかった こうして、僕はラスティアラの死を看取る

 ただ、未だに僕の『過去視』の目は開いたままだった