
「……しかし、このままではログナー家とログナー解放同盟になんらかの処置を取らざるをえないでしょうね」「なるほど
それもラインス殿の狙いか」 オーギュストの発言に唸ったのは、デイオン=ホークロウだ
この会議中、左眼将軍はみずから言葉を発するということがほとんどなかったが、それは彼が入り込む余地がなかったからに過ぎないのだろう
彼の頭がついていっていないわけではないのは、その発言からも明白だ
「ラインスもよく考えたものです
最悪、セツナ殿を殺せなかったとしても、多少なりとも陛下に打撃を与えることができる」 ラインス=アンスリウスは、セツナ暗殺計画の実行犯にエレニア=ディフォンを使っている
なんらかの方法でエレニアと接触していたのだろうが、エレニアの証言からはラインス=アンスリウスや太后派の名前は出てきていない
あなたも好きかも:偽物語 スロット 忍むしろ、ログナー家やログナー解放同盟といった名がでてきており、王宮内では現在、ログナー家がログナー解放同盟と共謀してセツナの暗殺を企んだのではないかという話題で持ちきりだった
物語としても、そのほうが面白いのだろう
あなたも好きかも:新鬼武者 パチンコ 甘 保留 ログナー家は、ログナーが王国であった当時、支配者として君臨していた家だ
いまやガンディアの一貴族と成り果て、キリル=ログナーとミルヒナ=ログナーは、王宮区画の屋敷で暮らしているが、その原因を作ったのがセツナだ
あなたも好きかも:スロット サラ番3黒き矛のセツナの活躍が、ログナーに降伏を促し、ガンディアによるログナーの平定はなされた
セツナさえいなければ、ログナーがガンディアに敗れ去るということはなかったのだ
ログナー家がセツナ個人に復讐するためにログナー解放同盟を使い、エレニアを王宮に送り込んだという筋書きは、太后派の策謀という事実よりも余程真実味を帯びている
「仕方のないことだ
元より、ログナー解放同盟など潰す価値の無い存在ではあったが、国家転覆を目論んでいるというのなら話は別だ
全力を上げて滅ぼしてくれよう」 レオンガンドは、オーギュストの目を見つめ返しながらいった
こうなった以上、解放同盟を放置しておくことはできない
彼らがラインスに利用されただけにしても、エレニアを使ってガンディア軍の内情を探ろうとしたのは事実なのだ